日時:2019年8月29日(木)18:00〜
報告者:砂谷株式会社 久保宏輔部員
1.概要
ほねつぎ五日市はりきゅう接骨院は2016年に創業されました。現在、従業員さんは6名。1日当たりの客数は約40名で、患者さんの男女比率は女性6割、男性4割です。特に、40代の女性が多く、出産後の体形変化に悩みを抱える方が来院されます。
店の雰囲気は明るく、開放的で女性が一人でも気軽に入れる、カフェのような作りです。また、赤ちゃん用のベッドやキッズスペー図なども完備されており、子連れの親御さんでも安心して来院できる配慮がされています。
2.サービスについて
施術に関しては、まず患者さんの症状をじっくり聞くことから始まります。施術メニューとしては、マッサージ、鍼(はり)、矯正、楽トレ(電気治療)がありますが、これらは患者さんの状態(筋肉の硬化、姿勢の歪み、インナーマッスルの低下など)に応じて施術されます。今回は、楽トレや鍼治療、マッサージなどを事業所訪問に参加させていただいた五日市商工会青年部の部員で体験しました。特に、楽トレの施術は、表層の筋肉ではなく、俗にインナーマッスルと呼ばれる腸腰筋(ちょうようきん)を鍛えるためのものだそうです。
五日市商工会青年部の迫田部長が施術していただいている様子です。
施術前に参加者に施術についての説明やヒアリングを打海院長に行なっていただきました!
3.仕事のやりがいについて
接骨院の仕事は体力勝負であることに加えて、患者さんの悩みをひたすら聞き、悩みを解決するお手伝いをすることであるため、心身ともに消耗が激しいです。そんな中で、施術を終えた患者さんからの心のこもった「ありがとう」はなにものにも代え難く、やりがいになっているとのことでした。ほねつぎ五日市の院長で、五日市商工会青年部員の打海さんは青春時代は陸上に打ち込んでおり、将来はスポーツトレーナーを志していらっしゃいましたが、様々な経験の中で、アスリートではなく、一般の人を対象とした“治療”をしたいと考えるようになり、接骨院の道に進みました。
4.これからのほねつぎ五日市
接骨院のお仕事は労働集約型産業、つまり、人の労働力による業務の割合がほとんどのお仕事であることに加え、有資格者(柔道整復師等)が必要なことから、人員の確保が大きな課題となっております。そのような業界の中で、ほねつぎ五日市の打海院長は、一緒に働いてくれているスタッフさんの悩みを聞いたり、スタッフさんそれぞれのキャリアアップを一緒に考えることに心を砕いておられます。
5.総括
今回の事業所訪問を経て、打海さんの誠実な人柄、仕事へのプライドを感じることができてとても良かったです。また、接骨院が身近になりました。逆に言うと、まだまだ多くの人にとって接骨院は身近な存在ではないのではないかと思います。打海さんであれば、地域の人にとってなくてはならない接骨院を作っていかれるのだろうと確信しています!
最後に、ほねつぎ五日市さんには大変お忙しい中、事業所訪問のお時間を割いていただき本当にありがとうございました!!