日時:2019年11月9日(土)12:00〜
報告者:レンタルプリンター 小田樹成常任委員
1.概要
今期3回目になる訪問事業。広島県広島市佐伯区の五日市を拠点にアーティスト活動、演奏活動などを行う橘新二(たちばなしんじ)部員が所属するグループ【deneb(デネブ)】のステージに訪問。
2019年、広島市にて開催のライオンズクラブアジア大会にて、日本をはじめとするアジア圏から来日してきたライオンズクラブの会員や、当日は一般公開されていたため、地元広島の方、観光していた世界各国の方が立ち寄るなどの観客の前でバンド演奏をするステージの設営から撤収までを訪問した。
2.楽屋、バックステージ
荷物の搬入
広島グリーンアリーナに隣接するハノーバー庭園ステージに荷物の搬入。高価な機材や大きく、重たい機材が多いので慎重かつスピーディーに運び出し、機材と機材が当たって壊れたり、倒れないようにする為に毛布など養生して保護していた。
現地での設営
現地に到着後、楽屋へ搬入し、各楽器の点検・メンテナンスを行い、弦楽器・打楽器の不具合がないか確認。
ステージ演奏の準備
1つ前のステージ演奏していた団体が撤収後、入替転換10分という中全員ですばやく設置。マイク音量・モニターチェックなどリハーサルを開始。ステージ本番中を考えセットリスト、ステージドリンクまで気を配り入念な準備をした。体験に参加した各部員は演奏の間、撮影班・グッズの物販・ギターの弦が切れるなどの際に対応するトラブル班に分かれた。
3.ステージ演奏、物販
アジア大会ということで、一昨年インドネシアで有名になったキッカケのポカリスエットCMの話もあり、観客からは時より驚きの声と演奏後、観客からはアンコールの声があり、本人たちも驚きの中演奏し、ステージを終えた。
denebのオリジナルCDやグッズの販売、タオルやステッカー等の販売を行いました。演奏終了時にお客様に演奏を好評いただきCDやグッズを購入されました。
4.後片付け、撤収
ステージを終えた後、次の団体が準備をするために即座にステージから楽屋に撤収。機材の梱包後車に乗せ、現地で反省会ミーティングをし、会場を後にした。
5.総括
良かった点
- インドネシアで人気になり、歌詞にインドネシア語を入れるなどファンへの距離感を大切にしている。
- ステージ慣れしていたのでセッティングの手際が良い。
- グッズ販売にも力を入れておりポップなどの工夫もされ、100円で購入出来るステッカーや缶バッチからアルバムやトートバッグなど商品のラインナップも多かった。
意見や改善点
- 最初に自己紹介しても、初めて曲を聴く方やステージの途中で曲を聴きはじめた方は、バンド名を忘れたり分からなかったりするので、バンド紹介のパンフレットや配布できる歌詞カードなどがあると更に認知が広がると思う。
- ステージ上マイクスタンド横にYouTubeにアクセス出来るQRコードをつけたパネルの設置などするともっとファンが増えてくれるかも。
- グッズを買ってくれた方も常連のファンが多かったので、被りも多くなってくるので、クジなどを用意して当たりは次回のライブチケットなどにし、ハズレは低価格グッズなどにしたらワクワク感もあってグッズ収益増の可能性もあると思う。
- 服装をdenebとわかるように統一すると良いのでは?と意見も。
ライブの準備・本番・撤収は抜群に手際は良かったですが、認知度的な部分ではプロモーション次第でかなり大きく変わっていくのではないかと実感したので、今後1つのビジネスモデルとしての確立が楽しみです。
※deneb(デネブ)さんの詳しい情報は、こちらホームページをクリック!