現在、広島県下でも感染が拡大している新型コロナウイルス。この影響により、経済的な打撃を受けていらっしゃる事業者さんが非常に多いと思います。五日市商工会青年部では、2020年4月14日現在の時点で、国等から出されている補助金・助成金等のうち、今回は現状の資金繰り対策等を中心にまとめておりますので、ぜひご参照いただき、関係機関等にお問い合わせください。
資金繰りの支援
1.新型コロナ感染症特別貸付
こちらは、日本政策金融公庫や商工中金での融資の支援です。
- 最長で5年間元本の返済が不要
- 利子補給で金利負担が実質ゼロに
- 担保なしでの借り入れも可能
というものです。詳細はこちらをクリック→経済産業省ホームページ『新型コロナ感染症特別貸付』
相談窓口:03-3501-1544(平日・土日祝日9:00〜17:00)
2.セーフティネット保証4号・5号
セーフティネット保証を利用した貸付支援です。詳細はこちらをクリック→中小企業庁『セーフティネット保証制度』
相談窓口:03-3501-1544(直通)
3.マル経融資制度
こちらは、最寄りの商工会・商工会議所で経営指導員による経営指導を受けた小規模事業者に対して、日本政策金融公庫等が無担保・無保証人で融資を行う制度です。こちらの金利も引き下げが行われておりますので、ぜひ最寄りの商工会・商工会議所にご相談ください。
五日市商工会:082-923-4138
4.持続化給付金
中小小規模企業の事業の継続を下支えし、再起の糧としていただくための国からの給付金制度です。こちらの申請方法等の詳細については、2020年4月最終週に公表されるとの予定ですので、今後の情報の更新にご注意ください。
詳細はこちら→経済産業省ホームページ『持続化給付金』
生活資金支援制度
1.生活福祉資金制度
個人事業主の場合、今回の新型コロナウイルスにより生活面での困窮が考えられます。そこで、各自治体の社会福祉協議会において最大20万円、据置期間1年、償還期間2年の緊急小口貸付制度があります。こちらは、申請から早くて5日程度でお金が振り込まれますので、緊急的に必要な場合、最寄りの社会福祉協議会へご相談ください。
詳細はこちらをクリック→⽣活福祉資⾦制度による緊急⼩⼝貸付等の特例貸付
2.生活支援臨時給付金(仮称)
こちらは生活に困窮する世帯に対し、国からの給付金制度です。4月14日現在では、まだ正式に決定されておりませんが、現在出ている概要つきましては、下記の総務省ホームページをご参照ください。
賃金サポート
雇用調整助成金の特例のご案内
新型コロナウイルスの影響により、従業員等を令和2年1月24日〜同年7月23日まで休業させる場合に、1日あたり8,330円を上限として賃金の助成をする制度です。4月からは各種支給要件や申請書類、申請方法などが大幅に緩和されております。
特に、雇用保険被保険者でない労働者の休業も助成金の対象に含まれているため、配偶者様をパート等で雇われている場合も助成の対象となる可能性が高いです。
こちらの申請に関しては、ぜひ最寄りの商工会・商工会議所にご相談の上、場合によってはミラサポplusという制度を利用して社会保険労務士の方などのアドバイスやサポートを受けることができます(詳細はこちらの『ミラサポplus』のサイトをご覧ください。)。
詳細はこちら→厚生労働省『雇用調整助成金』
納税サポート
納税を猶予する「特例制度」(案)
こちらは令和2年2月以降の任意の期間(1ヶ月以上)において、事業等に係る収入が前年同期に比べて概ね20%以上減少している事業者に対し、1年間、国税の納付を猶予できる制度です。対象となる国税は、令和2年2月1日から同3年1月31日までに納期限が到来する所得税、法人税、消費税等ほぼ全ての税目(印紙で納めるものなどを除く)が対象となります。この制度に関しては、今後関係法案が国会で成立が必要となりますので、今後の情報にご注意ください。
詳細はこちら→財務省ホームページ
経営相談
五日市商工会では、会員様の事業経営において経営指導員が事業主様と二人三脚でサポートさせていただいております。資金繰り、各種補助金申請、経理相談、事業計画のご相談など、中小小規模企業の経営者様のサポートを全力で行なっております。
企業経営に関するお悩みがあれば、お気軽に五日市商工会までお問い合わせください。
TEL:082-923-4138
mail:itukai@hint.or.jp
ホームページ:五日市商工会ホームページ
まとめサイトのご案内
また、経済産業省の各種補助金・助成金に関しては、LINEでも情報提供が行われておりますので、下記より経済産業省のLINEをご登録いただきますようお願いいたします!